図1: 観察される微生物の細部イメージ(※画像はイメージ画像です)
[!NOTE] ※本記事で使用している微生物の画像はすべて3D CGによるイメージ画像です。
「コウジカビ(学名:Aspergillus)」は、その独特な形状と活発な生態から、顕微鏡観察において非常に人気のある微小生命体です。
生態と特徴
この生物は、淡水中の水草や土壌デトリタスの周囲に多く生息しており、繊毛や鞭毛を動かして活発に運動します。細胞内にある様々な器官(食胞や収縮胞)がリアルタイムに伸縮する様子は、生命の精緻さを物語っています。
観察・飼育のポイント
- 採集してきた泥水をシャーレに薄く敷き、顕微鏡の視野をスキャンします。
- 光ファイバーやLEDライトで適度な光を与えると、葉緑体を持つ個体は光に向かって泳ぐ性質(走光性)を示します。
- 飼育する場合は、水を汚さないようにドライイースト極薄溶液を週に1度、ごく微量だけ追加すると、長期にわたってコロニーを維持・観察することができます。