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よくある質問

ミクロ世界の観察や培養を始めるにあたって、多く寄せられる質問と解決策をまとめています。

初心者には、スマートフォンを接眼レンズに固定して撮影しやすい「単眼または双眼の学習用顕微鏡」がおすすめです。倍率は100倍〜400倍程度あれば、ゾウリムシやミジンコ、アオミドロなどの多くの微生物を非常に詳細に観察・撮影できます。※入門用の高機能スマホ顕微鏡セット(参考価格:15,000円)などが手軽で非常におすすめです。

池、沼、川のよどみ、あるいは日陰にある湿ったコケ(苔)などに豊富に生息しています。特に道路脇や樹木の幹に生えている乾燥したコケを水に数時間浸して絞った水には、クマムシやセンチュウ、ワムシなどが驚くほど高確率で見つかります。

いいえ、特別な設備は不要です。ほとんどの微生物はペットボトルや、プラスチック容器(参考価格:100均でそろう小型パックなど)を使用し、机の上のわずかな省スペースで安全に培養可能です。直射日光を避けた、室温(15℃〜25℃程度)の場所に置くだけで十分に繁殖します。

クマムシ自体の飼育は比較的シンプルですが、餌(コケや緑藻など)を定期的に与えることと、適切な湿度を維持することが重要です。水分が完全に失われるとクリプトビオシス(乾眠状態)に入るため、活動的な観察を続けたい場合は培地が乾燥しないように日々の水分補給を行ってください。

スマートフォンのカメラレンズの「光軸」を顕微鏡の接眼レンズの中心と完全に一致させることが最重要です。手動で合わせるのが難しい場合は、ブレのない鮮明な画角をキープできるスマートフォン専用の顕微鏡マウントアダプター(参考価格:3,500円)を利用すると、非常に高画質な映像が手軽に撮影できます。

ゾウリムシやミジンコなどの活発に増殖する微生物の場合、1〜2週間に一度、新しい水(カルキを除去した水に少量の酵母などを溶かしたもの)へ一部の個体を移し替える「植え継ぎ」を行ってください。古い水は老廃物や排泄物によって酸素が枯渇し、全滅(クラッシュ)の原因になります。

はい、安価にDIY可能です。光を通さない黒い丸型シール(遮光板)を透明なプラスチック円板に貼り、顕微鏡の光源またはコンデンサー(集光レンズ)の直下に差し込むだけで直接光が遮断され、暗視野観察が可能です(DIY参考価格:数百円程度)。輪郭が白く輝く神秘的な像を楽しめます。

市販の偏光板シート(参考価格:300円〜500円程度)を2枚用意し、1枚を顕微鏡の光源の上に、もう1枚を接眼レンズとスマートフォンの間に配置します。上の偏光板をゆっくり回転させて光が遮断される暗いポイント(クロスニコル)に近づけると、微生物の殻やデンプン、結晶がステンドグラスのように輝きます。

屋外から採取した池の水や泥には、病原菌や雑菌も混入している可能性があります。観察やプレパラート作成、培養液のメンテナンスを行った後は、必ず石鹸で手をしっかりと洗ってください。また、培養容器のフタは完全に密閉せず、空気の逃げ道をわずかに残すようにしてください。

水道水に含まれる残留塩素(カルキ)は、微小生物にとっては強力な毒素になります。必ず1日以上バケツ等に汲み置いてカルキを抜くか、観賞魚用の塩素中和剤(カルキ抜き)(参考価格:300円程度)を使って処理した水をご使用ください。また、市販のミネラルウォーターは硬度が高すぎて適さない場合があります。

エサ(ビール酵母など)の与えすぎが主な原因です。エサが多いと細菌が爆発的に増殖し、水中の酸素を消費し尽くすため微生物が窒息死します。もし濁りがひどい場合は、生き残っている微生物をスポイトで吸い出し、速やかに別のきれいな培養水へ避難させてください。

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